相対湿度

今の水蒸気量と飽和水蒸気量の比が相対湿度であり、単位は%です。
相対とは何かと比べて今の量を測るという意味で、相対湿度は飽和状態に比べてどれくらい水蒸気が空気中にあるのかの比です。相対湿度50%(比では0.5)とは、飽和状態に比べて半分の水蒸気が空気中にあるということです。
飽和水蒸気量は気温が高くなると多くなるので、同じ相対湿度50%でも気温によって水蒸気量は異なります。
水蒸気量を測るのに、質量のほか圧力で測る方法もあり、相対湿度は圧力で測るのが一般的です。どちらで図ってもおなじです。

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕