自分で言うのもなんですが・・・ 「収益型二世帯住宅」はとても素晴らしい発想だと思います。 私ごとで恐縮ですが、参考になるかもしれませんのでお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 わたしの父親は昨年の1月に他界しました。両親はとても仲が良く、元気なころはよく夫婦で旅行に出かけていました。 父親が亡くなってからしばらくは仏事で忙しく、母はそのことで気を紛らわせていましたが一周忌がすんだころから母は寂しさを紛らわすため、なにかと用事をつくって1階にある私の事務所に降りてきます。 申し遅れましたが、私の事務所は亡き親父が建ててくれた5階建のビルの1階にあり、母は5階に住んでいます。私の家は事務所から自転車で20分くらいの所にあって、父が亡くなった時、母に私の家に来るように勧めましたが、母は「昔からの友達がいる今の場所が良い」といいました。 私はお昼になると5階へあがって母といっしょにご飯をたべます。母は体がすこし不自由ですが、いくつになっても私のことが気になるらしく一品のおかずを作ってくれます。また、愛犬ココちゃんを母に預かってもらっています。ココちゃんは買ったばかりのスリッパを隠したり噛んだりして母は困っていますが、まあこれもひとつのイベントです。 長い間、私ごとに付き合わせてすみません。なぜ、こんな話を聞いていただいたかというと、二世帯住宅の良さを知ってほしいからです。お話したとおり私の家は二世帯住宅ではありません。でもある意味、二世帯住宅のような暮らしをしているのです。 1日に1回は顔を見て、ちょっとだけ話をします。話の内容はお互いかみ合わずキャッチボールになっていませんが、それでいいと思っています。ココちゃんはいたずらな孫の役割をはたしてくれます。 たったこれだけのことですが、もしこのような触れ合いが一切なかったら母はどれだけ寂しい思いをするでしょう。 そして私が年老いた時、息子や娘かとなんらかの形で触れ合えればこの上ない幸せですが・・・ちょっと贅沢かなぁ・・・
あっ、大事なことを言い忘れました。今の時点では私は「子世帯」の立場ですが、実はたいへん大きなメリットがあるのです。それは、事務所の家賃を払わなくて良い!ことです。これは凄いことです。 わたしが引退したあと? もちろん、事務所は他人に貸して年金代わりにしますよ。(^^ゞ 歳老いた親は息子や娘と少しふれ合って安心する。息子や娘は経済的にすごく助かる! これがあなたに「収益型二世帯住宅」をお勧めするワケです。 とはいえ、今までになかったスタイルなので、とっつきにくいかも知れませんね。 ですからどうぞ、素朴な疑問をお寄せ下さい。ひとつひとつ丁寧にお答えします。 「こんなこと聞いたら恥ずかしかも・・・」なんて思わなくていいですよ。 追っかけ営業はしませんからご安心くださいね
相談から設計までの流れ
ここから先は、ちょっと気の早い人のために書きました。「もし、前向きに検討するとなったら、どこまでが無料なのだ?」とお思いの方、次の表のようにたいてい無料ですのでご安心ください。
Step 1. 相談(無料)
あなたの土地の住所や大きさをお教えいただきますと、都市計画法や建築基準法などを調べて、あなたの土地に「収益型二世帯住宅」が建てられるかご検討致します。建てられるようでしたら、土地の間口と奥行きに合わせて、「収益型二世帯住宅」の間口と奥行きをうまく調整してみます。
Step 2. 企画(無料)
収益型二世帯住宅の本来の目的は、他人に貸してお金を稼ぐことではありません。これはあくまで先行き不透明な世の中にたいする自己防衛策です。重要なのは親夫婦と子家族がプライバシーを保ちながら、必要な時に力を合わせることが自然にできる舞台づくりです。 ですからあなたと私のメールのやり取りでは、ご両親の性格や価値観、子世帯の生活パターンや将来の夢などを話し合っていきたいと思います。私はたぶん、親夫婦と子夫婦の中間くらいの年齢ですので、どちらのことも良くわかります。 自分の体験、とくに失敗談もおりまぜてお話ししていこうと思っています。
Step 3. 面談(無料)
メールのやり取りをつうじて「どうやらmac安田と相性が良さそう」とお感じになりましたら、いちど私の事務所にお越しください。家庭訪問の感覚でおいで頂ければ嬉しいです。いままでHPとメールのやりとりでしたが、実際にお合いしてどうだったか? イメージ通りの人間か? などいろいろ感じ取ってください。
これまでに長崎や、仙台などご遠方の方も一度は京都の事務所までおいでいただいきました。交通費もかかります。でも、こうお考えください。「我が家の将来を左右する設計を任せるかもしれない相手が、どんな人間で、どんなところで仕事をしているのか、確かめに行かない手はないよね・・・まっ、京都観光も兼ねてちょっとでかけてみるか・・・」
Step 4. 設計契約
お会いして、人間像を確認して、あなたの将来のお家の概略とご予算にご納得いただけましたら、いよいよ設計契約です。 おめでとうございます。 これで親夫婦も子夫婦も、孫の世代もその先もずっと仲良く、時にはにぎやかに、 普段はプライバシーが保てる家づくりが始まるのです。 ワクワクしてきますね!
Step 5. 工事契約
設計と並行して、Mac安田が責任を持って地元のベストな工務店を選定いたします。 工務店選びほど大切なものはありません。良い工務店を見つけられたら勝利したも同然です。逆に工務店選びに失敗したら、いくら厳しく監理しても良い家はできません。 それほど大事なのが工務店選びですが、はたしてどうすれば工務店の良し悪しを見抜けるのでしょう? この道30年。正直言って煮え湯を飲まされたこともあります。満足のいかない施工をされて「選手交代!」させたこともあります。できの悪い部分を全部、私の自費でやり直したこともあります。そうした苦い経験から、工務店の見抜き方が身につきました。 ずいぶん高い授業料を支払ったものです。 このように私が代表して高い授業料を払って選球眼を身につけましたので、今度はあなたのお役に立ちたいと思います。 私を信用してくださったお客様には絶対に悔しい思いをさせません。 一発で成功させてあなたが喜ぶ顔を見ること。それが私の生きがいです。 さて、いよいよ工事の契約です。もちろん設計契約の時に決めた総事業費(設計料+工事代)が予算内に納まることをお約束します。あなたがご納得の上でのグレードアップをしない限り、予算オーバーさせることはありませんので、ご安心ください。(過去にそういったことは1度もありませんでした)
ずいぶん先のことまで書いてしまいましたが、まずは素朴なご質問を、ご相談フォームからどうぞ! 宣誓! 追っかけ営業しないことを誓います (^O^)/