建物が人生に与える影響は大きい
建物には思いのほか「力」があります。建物が人生に与える影響は想像以上です。
たとえば「こんなキャンパスで学生生活を送りたい!」と思わせる校舎をつくれば確実に入学希望者が増えますし、すぐれた教授陣を集めやすくなります。間違いなくそうなります。
優しくて明るくて清潔な病院を建てると確実に患者数が増えます。私が設計した病院の患者数は以前の150%になりました。
「俺の技術と人柄に惚れて患者さんが集まってると思ってたのに、違ったのかよぉ~」
これは院長のお言葉。喜びと驚きと、私への親しみが入り混じった言葉です。
でも建物が完成した時点では、教授陣のレベルも医師のレベルも以前と同じなわけです。ですから、学生や患者さんの期待に応えるようレベルアップしていかなければなりません。建築の力で得たチャンスに応えていく。とても良い循環ですね。
でも逆にこんなケースも体験しました。私がまだ34歳の頃、バブルの真っ最中だったころ調子に乗って身の丈に合わないデカイ家を建てたら、女房と子供が近所のいじめにあいました。
自宅、社屋、賃貸マンションなど、しっかりしたものを建てると世間の見る目が変わってきます。信用がつきますし期待もされますが、逆に風当たりが強くなります。つまり存在感が増すということです。ですから建物に負けないよう、人格を磨いていかないといけません。
私の経験では、身の丈プラス2割か3割の建物にするのがちょうど良いと思います。
それくらいなら無理なく人格や仕事内容を育成していけるからです。
お客様を幸せにしたい
「お客様を幸せにしたい」
差し出がましくてすみません。もう少していねいに言いますと「建築が人生に与える影響は大きいですから建築の力を味方につけてもらって、あなたの幸せをすこしでも応援できれば私も幸せです」ということです。
建築の力を味方につけるには、まず私があなたの人生観や目標、そしてあなたの「器」 をよく知らないと始りません。でも、いきなり私がいろいろ質問しても心を開いてもらえないと思うので、まずは私の生い立ちや考え方を知っていただいて「この男になら喋ってもいいな」とうちとけてもらってこそ本音のお話ができると思うのです。
相性は大切
そこで大切なのが相性です。相性がよくないといくら誠実に話し合っても盛り上がらないというか、居心地が悪いものです。相性が良ければ何もかもうまくいきます。私は、相性が良いお客様と出会ったらその出会いを大切にします。お客様の人生に少なからず影響をあたえる建築の設計を任されるわけですから。 そのために私が実行していることが二つあります。
「100%お客さまの味方」になる
ひとつは「100%お客様の味方」になることです。これを実行する為には死守しないといけない掟があります。それは、工務店や不動産屋からの紹介の仕事を絶対にしないことです。なぜならどうしても、紹介者である工務店や不動産屋の顔色を見ることになるからです。この時点でもう「100%お客様の味方」とは言えません。 この不況下で、これを実行している設計事務所はMacをおいて他にないと断言できます。
「すべての仕事を私、Mac安田が手がける」こと
もうひとつの掟は「すべての仕事を私、Mac安田が手がける」ということです。もちろん弊社にも優秀なスタッフがいて手足となって手伝ってくれます。でも肝心なところ、つまりその建物がお客様の人生に影響を与える部分は、すべて私Mac安田が手がけます。ですからたくさんの仕事は同時にできません。すこしお待ち頂かないといけないケースも出ますが、ひとつひとつ真剣に取り組みますので、どうぞご理解くださいませ。早めにご相談メールをいただくとさらに嬉しいです。