戸建賃貸プロジェクト 三山木 vol.14 

外張り断熱工法の部材 先日、別の者が担当をしている木造住宅の工事現場を訪れた際、 タイミングよく、外張り断熱工法の部材が搬入されていました。 そこで今回は、 Mac建築デザイン研究所が採用している外張り断熱工法について、 写真を交えながらご紹介したいと思います。 断熱材は、ビーズ法ポリスチレンフォームという部類の断熱材の中でも、 防耐火性能、耐クラック性能、防カビ性能に優れた断熱材を採用しています。 この断熱材には特殊な溝が加工されてあり、 万が一雨が隙間に入り込んだ場合でも排水出来るように工夫されています。       断熱材の外壁への留め付けは、糊や接着材で貼り付けるのではなく、 防錆処理が施されたビスとワッシャーを用いて、外壁側から木造の柱や間柱にしっかりと固定していきます。           断熱材のビス固定イメージ写真           このような部材を用いて、外張り断熱工法の「断熱」部分が出来上がり、 その後下地処理→仕上げへと工程が進んでいきます。 ちなみに、30坪程度の2階建て木造住宅だと、外壁の面積はどのくらいの広さになるか想像出来るでしょうか。 実は、少なくとも畳100枚分、なんと約100畳以上もの広さがあるのです。 そう考えると、外壁の断熱性能はとても重要ですよね。 そうした広い面積である外壁を、断熱材で隙間なく覆っていくと、 仕上げを施すまでのほんの一時だけ、一風変わった光景が生まれます。 木造住宅の外観が、断熱材のピンク色に一面染まるのです。 その光景を目にすると「あ~、まさしく外張り断熱だなぁ~」と、いつも実感してしまいます。 一見の価値アリですので、いずれまたこのブログでもご紹介したいと思います。 戸建賃貸プロジェクト三山木では、先週に引き続き、構造や設備の打合せを行いながら、設計を進めています。 先日京田辺市へ提出した申請書類については、近日中には各課から返答がある予定です。 引き続き、設計業務と申請業務を進めていきたいと思います。 Mac建築デザイン研究所 中野  マンション経営にご興味のある方は、Macのマンション経営のページまで