『コンパクトだけれど、〇〇な家』
戸建賃貸は、収益とのバランスを考えると、やはりコンパクトなサイズの家となります。
車で例えるならば、コンパクトカーでしょうか。
ある車のテレビCMで「最高に丁度いい!」という印象的なフレーズもあるように、
戸建賃貸も、そんな「丁度いい!」サイズの家として計画されています。
そんなコンパクトサイズの戸建賃貸住宅ですが、
ただコンパクトなだけでは、当然入居者にとって魅力的ではありません。
『コンパクトだけれど、〇〇な家』と言える様な、魅力となるコンセプトが必要です。
ひとつの例ですが、戸建賃貸プロジェクト三山木では、4棟の内の2棟に、
『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』というコンセプトを採用しました。
現在お住まいの家やマンションで、
「この壁を取っ払って、ひとつの広い部屋として使いたい!!」と、思ったことはないでしょうか。
部屋が分けられていることが便利な場合もありますが、
住み続けていく上での家族構成の変化や、住む人の好みによっては、
小分けされた部屋は、かえって窮屈となってしまう場合もあります。
そこで、今回計画をしたのが、『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』です。
※イメージ図ですので、実際とは多少異なります。
『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』
3部屋欲しい時は、
3部屋として利用することができます。
ただし、各部屋は引き戸を開け放つことが出来るよう、
間取りなどに工夫をしている為、
壁を取っ払うことなく、他の部屋と繋がることができます。
例えば、ROOM1とROOM2の戸を開け放ちます。
すると、
主寝室となるROOM3以外は、
全てセカンドリビングとして、広く使うことも可能です。
他にも、ROOM2のみ戸を開け放てば、
3人家族の方が住むには丁度良い、
寝室2部屋と、家族共用のスタディルームという間取りとすることもできます。
上記以外にも、このように設計を工夫することで、
住む人の好きな様に、
部屋や間取りを変えることが可能となっています。
役所への申請手続き為の書類準備も進み、実施設計図面も構造と密にやりとりしながら、細かな検討を進めています。
少しでも良い住宅となるよう、さらに検討を重ねていきたいと思います。
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