戸建賃貸プロジェクト 三山木 vol.11

『コンパクトだけれど、〇〇な家』

戸建賃貸は、収益とのバランスを考えると、やはりコンパクトなサイズの家となります。

車で例えるならば、コンパクトカーでしょうか。
ある車のテレビCMで「最高に丁度いい!」という印象的なフレーズもあるように、
戸建賃貸も、そんな「丁度いい!」サイズの家として計画されています。

そんなコンパクトサイズの戸建賃貸住宅ですが、
ただコンパクトなだけでは、当然入居者にとって魅力的ではありません。

『コンパクトだけれど、〇〇な家』と言える様な、魅力となるコンセプトが必要です。

ひとつの例ですが、戸建賃貸プロジェクト三山木では、4棟の内の2棟に、
『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』というコンセプトを採用しました。

現在お住まいの家やマンションで、
「この壁を取っ払って、ひとつの広い部屋として使いたい!!」と、思ったことはないでしょうか。

部屋が分けられていることが便利な場合もありますが、
住み続けていく上での家族構成の変化や、住む人の好みによっては、
小分けされた部屋は、かえって窮屈となってしまう場合もあります。

そこで、今回計画をしたのが、『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』です。
※イメージ図ですので、実際とは多少異なります。

 

『コンパクトだけれど、自由に間取りを変えられる家』

3部屋欲しい時は、
3部屋として利用することができます。

ただし、各部屋は引き戸を開け放つことが出来るよう、
間取りなどに工夫をしている為、
壁を取っ払うことなく、他の部屋と繋がることができます。

例えば、ROOM1とROOM2の戸を開け放ちます。
すると、
主寝室となるROOM3以外は、
全てセカンドリビングとして、広く使うことも可能です。

他にも、ROOM2のみ戸を開け放てば、
3人家族の方が住むには丁度良い、
寝室2部屋と、家族共用のスタディルームという間取りとすることもできます。

上記以外にも、このように設計を工夫することで、
住む人の好きな様に、
部屋や間取りを変えることが可能となっています。

役所への申請手続き為の書類準備も進み、実施設計図面も構造と密にやりとりしながら、細かな検討を進めています。
少しでも良い住宅となるよう、さらに検討を重ねていきたいと思います。

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