使う集客サイトは3つ


結論から言いますと、使うべき集客サイトは[AirBnB][Agoda][楽天トラベル]の3本です。これ以上でも以下でもありません。この3本がベストチョイスです。
その理由をご説明します。



3本で全ての宿泊客を拾える

宿泊客には[日本人]と[外国人]がいます。そして[ホテル]を好む人と[ゲストハウス]を好む人がいます。これで客層は4種類ということになりますが、日本人でゲストハウスを好む人は稀なので3種類ということになります。
ゲストハウスを好む人はもちろんAirBnB。外国人でホテルを好む人はAgoda。日本人は楽天トラベルです。
とてもシンプルな選択です。


事前カード決済

ではなぜ、Booking.comではなくAgodaなのか?
Booking.comのサイト訪問者数は4億人/月に対して、Agodaは3400万人/月と10分の1未満です。しかし問題は訪問者数ではありません。
室数が少ない個人経営の場合、最重要課題は宿泊料の取りっぱぐれ防止なのです。

もちろんBooking.comにもキャンセルポリシーがあって、「キャンセル料を頂きますよ!」と表示はできますが、キャンセル料を回収できる可能性はゼロに等しいのです。なぜなら1万円か2万円を回収するために、まさか海外まで攻め入るヒマはないし、それこそ「泥棒に追い銭」だからです。

その点Agodaならカード事前決済できるので、宿泊料の取りっぱぐれは皆無です。
予約したゲストが来ようが来まいが気にすることはないし、来たときに集金する必要が無いので、今か今かとゲストが来るのを待ち構えている必要もないのです。

このような説明をすると、ずいぶん生意気な経営者と誤解されそうですが、私はつまらない心配でストレスを溜めるより、お金のことはすべてAgodaに任せて、ゲストと楽しく交流することに時間とエネルギーを使いたいと思います。
もちろんAirBnbも楽天トラベルもカード事前決済です。


キャンセル料で稼げる

これは余談ですが、キャンセル料収入はバカになりません。
私の場合、Agodaや楽天では10人に1人くらいがキャンセルし、そのたびに宿泊料を満額いただいています。しかもゲストは慌ててキャンセル(最短で予約の4分後)するので、さっそく再募集できます。つまりダブルで収入を得ることになります。

この言い方だと、「安田には人情がないのか。血も涙もないのか」とお叱りを受けそうですが、私ほど義理人情を大切にする人間はないと自負しております。
ではなぜ・・・

ネット社会になってから、人間は本音と建前を極端に使い分ける世の中になりました。
現実社会では「良い人」を演じ、ネット社会では「死ね!」と平気で書き込むのです。
これは誠に憂慮すべき自体です。 しかし、これが現実。

もし電話予約だったら、4分後に「すみません、私のミスで間違って予約してしまいまいました。取り消してもらえませんでしょうか? 本当にすみません」と頼まれれば、私だって「いいですよ。大丈夫、気にしないでください」と快く承諾します。誰だって間違いはあるし、こちらは何ら損害がないのですから。

でもネット社会はそうではありません。
たとえば「宿泊予定日から2週間以上前にキャンセルすれば、はキャンセル無料!」などと打ち出したものなら、「とりあえず良さそうなところを2、3を押さえておいて、後でゆっくり検索して良いのが見つかったらキャンセルすれば良い」という輩が続出です。(就活の内定集めの感覚)
そんなことをされたら部屋数が少ない個人経営者はたまったものではありません。
実際、2週間を切るとまずゲストは見つかりません。あとはスーパーの残り物のお惣菜のように、20%引き→30%引き→半額! とやるしかないのです。まったく大損です。

郷に入れば郷に従え・・・ そうするしかないでしょう・・・


サイトコントローラー最新情報



3つのサイトから集客するとき、いちばん困るのがダブル・ブッキングです。
実は私も2度DBをやってしまいました~
これは痛いです。ゲストのために当ホテルより格上のホテルを確保しないといけないので、お金はかかるし手間もかかる。

だからDB防止策は絶対に必要であり、それをやってくれるのが[サイトコントローラー]なのです。ところがAirbnbを扱ってくれるコントローラは2017年8月現在beds24しかなく、Agodaは同期しますが楽天トラベルは使えません。

しかし楽天トラベルの力を借りたいので、手動で振り分けを行っていたところ間違いが生じたのです。いちおう言い訳すると、Airbnbと楽天のカレンダーは日曜日はじまりで、Agodaのカレンダーは月曜日はじまりだからです。

2017年9月中旬に朗報! サイトコントローラー[手間いらず]がAirbnbと同期するようになりました!
しかし、年内はAirbnbにおける実績を引き継げず、せっかく取得した[スーパーホスト]も[レヴュー]も溝に捨てることになります。
なので、あとすこし、人力で頑張るしかありませんね。


最終更新日: | 投稿者:, G+