どのプラットフォームを使うか

民泊を運営するのにAirBnBが必須であるのはご周知のとおりです。
AirBnBはたまたま大きくなったのではありません。AirBnBの頭脳はGoogle並です。
ですから旅行予約プラットフォームとしてAirBnBの右に出るものは今後も現れないでしょう。
しかし「複数のサイトを活用スべき」というの諸先輩の共通した意見も見逃せません。
理由のひとつは、AirBnB一本だと何かの拍子に集客が激減して慌てふためくからです。
もうひとつの理由は、ホテルや旅館を探している人にも我が民泊の存在を知ってほしいからです。

では、どのプラットフォームを活用すべきか?
私はあらゆるプラットフォームを調べました。Home Away TripAdvisor Flipkey  HANOVER  Tripitta  Expedia  Hotels.com  Traberocity  Trivago  Egencia  Rbitz  Wotif  Venere  Hotwire  Medio  solutions  AairAsiaGo Hotel Bookkers  Hotel Word  Bookers ・・・

結論から言いますと、AirBnBと併用すべきなのはAgoda楽天トラベルだけです。

【選定理由】
1.宿泊料が前払いである
2.お金の流れがプラットフォーム経由である
3.プラットフォームの使い勝手がAirBnBなみに緻密である
  (楽天トラベルの場合は担当者に電話で何でも訊ける・・・なぜかアナログ)

宿泊料前払いの効果

宿泊料が前払いであることは、キャンセル料がしっかり取れることを意味します。
キャンセルポリシーを厳格に決めていても、後払いの場合は取れるわけがありません。
1万円か2万円を集金するために、まさか欧米や中国まで追いかけていけませんよね。
だからゲストは気軽に予約して、気軽にキャンセルする傾向が強くなります。
ヘタに予約されると他のゲストを断ることになり、機会損失を招きます。
キャンセルされると運営側は振り回されます。
ですから宿泊料は絶対に前払いにすべきです。

agoda前払い

お金の流れがプラットフォーム経由の効果

宿泊料が現地払いの場合、ゲストがチェックインするのを待ってないといけません。
ゲストはいつ現れるかわかりません。その間ホストは拘束されてどこへもいけません。
無駄な手間を省いて、掛けるべきところに手間をかけるのが民泊運営成功の鍵です。
ですから、鍵は暗証番号キーやスマートキーにして鍵の受け渡しを避けるべきです。
鍵の受け渡しが無人でできても、料金が現地払いなら意味がないワケですね。

緻密なプラットフォームの効果

AgodaのプラットフォームはほぼAirBnBと互角です。造りも似ています。
FQ&Aもきめ細かく、あらゆるケースが説明されています。
プラットフォームの更新頻度も高く、どんどん進化していく点もAirBnBと似ています。
ですから、運営上の問題が起こって慌てることが少なくてすみます。
落ち着いて運営することが成功の秘訣です。

楽天トラベルを選んだのは日本人客も集客する必要があるからです。
来日外国人旅行客が4000万人になったとしても、延べ宿泊社数は1億3000万人であり、日本人の国内旅行者のそれ4億4000万人と10倍もあるからです。それを取り逃すわけにはいきませんよね。

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