戸建賃貸プロジェクト 三山木 vol.3

敷地の魅力

インターネットの発展によって、今では現地に行かずとも現地の様子を窺い知ることが可能となりました。

しかし、実際に現地へ足を運んでみることで、街の雰囲気や活気、街並みや風景、音、敷地の特徴や個性など、
敷地に関する様々な情報を、頭で、そして肌で感じ得ることが出来ます。

戸建賃貸プロジェクト三山木でも、先日、所長の安田と担当所員全員が現地へ足を運び、
この三山木という場所、敷地での戸建賃貸プロジェクトの在り方について、話し合いを行いました。

この戸建賃貸プロジェクト三山木の敷地は、
東西に細長く延びた長方形の敷地で、間口が13mなのに対して、奥行きが40mもあるという特徴をしています。

さらにこの敷地は、敷地の東西の二面で道路に接している為、
実際に現地へ立つと、東西に細長く延びた敷地がそのまま道路へと繋がっていて、
まるで三山木という街の中の一本の路地のような敷地だと感じました。

この「路地のような敷地」という特徴は、戸建賃貸プロジェクト三山木の大きな魅力になり得る!という可能性を見出して、
「路地でつながる街」という敷地のコンセプトが決まりました。
(ここでいう街とは、戸建賃貸住宅の建つ、この敷地のことです)

 

模型の右側が、今回の戸建賃貸プロジェクト三山木の敷地です。
左側は、現地写真でも写っている、3階建てのアパートです。

異なる4棟の住宅の間のスペースが「路地」となり、
路地は東と西の道路へと繋がっています。
(写真では東は下側です)

 

 

「路地でつながる街」は、模型でも分かる通り、
敷地の中を、そこに建つ住宅と住宅の間を、東から西へ一本の「路地」が通ることによって、
三山木の街と敷地が緩やかに繋がっています。

また、建売住宅地でよく見かける、均一な区画割に、画一的な住宅を建てるのではなく、
敷地の中に異なる4棟の戸建賃貸住宅を分散して建てています。

分散することで、敷地を通る「路地」の中にも多様なスペースが生まれ、
そこが、この街に住む人の共用スペースとして使えるように考えています。

そうすることで、街を通る「路地」が単なる通り道ではなく、キャッチボールやサッカーをして遊んだり、子供と散歩をしたり、世間話をしたり、そんな、この街に住む人にとって楽しく使える場所になればと考えています。

「路地でつながる街」というコンセプトについて、クライアントにもご賛同いただき、
戸建賃貸プロジェクトの敷地の計画は固まってきました。

いよいよ、4棟の戸建賃貸住宅について、具体的に検討していきたいと思います。

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