エントランス(マンハッタン)

実は、「エーゲ海」は没になったんです
結局、「マンハッタン」が改善を重ねて、生き残りました

【指示書】
平面図と展開図に天井の形やイメージを書き込みます
展開図とは、部屋を箱にたとえると、パタンッと4方に箱を広げたような感じの図面です

エントランス案 マンハッタン ラフ

 【ラフCG】
このときは、ゴールドラッシュで、派手ハデでした
ちょっとやりすぎ?

エントランス案 マンハッタン ラフCG

【完成CG  ブラックエントランス】
自動ドアとEVの枠はステンレス鏡面にしました
鏡面は名の通り、鏡のように顔が映ります
カッコイイですが、手垢が尽きますし、酷い扱いをすると傷がつきます

鏡面でないステンレスもあります。ステンレスヘアラインといいます
ヘアラインとは名の通り、髪の毛ほどの細いラインが掘ってあります
掘ってあるというよりも、紙やすりで上下方向に傷をつけた状態です
最初から傷だらけだから、あとで傷がついても目立ちませんし、傷をごまかすこともできます
でも、事業主は、あえて鏡面を選んでくれました

「毎日、ピッカピカに磨いておけば、みんな丁寧に扱ってくれるだろう・・・」

完成CG ブラックエントランス

 

【完成CG ブラックEVホール】
床はブラック系。 天井もブラック系
すると鏡面のステンレスにはブラック系が映り込んで、凄みがでます
しかも、このシャンデリア・・・ 一歩間違うと・・・
間違わないようにしっかり監理します!

完成CG ブラックEVホール

【完成CG ホワイトエントランス】
ホワイト系は放っておいても爽やかな雰囲気にになるので安心です
でも、安心してはダメです。 無難は無難ではありません。無難は後退です。

完成CG ホワイトエントランス

 

【完成CG ホワイトEVホール】
ホワイト系の場合も、シャンデリアには要注意!
派手だが気品があるものを厳選いたしましょう!

完成CG ホワイトEVホール

ということで、エントランスはめでたく 「マンハッタン」 に決定しました
ブラック系かホワイト系かはこれから決めていきます
コンセプトは、「派手だが上品」  そして、「強面だが実は優しい」

これがカッコイイ男の生き方!!