標準新有効温度(SET)と湿り空気線図

無風(V=0.1m/s)、周壁の平均放射温度(MRT)= 室内空気温度、軽作業(1Met)、軽装(0.6clo)のとき、標準新有効温度(SET)は乾球温度と相対湿度から湿り空気線図を使って求めることができます。
状態点AのSETを求めるには、まず、点Aでの等SET線をたどります。等SET線と相対湿度50%の曲線の交点を求めると、その点の乾球温度が点AのSETとなります。
SETは相対湿度50%における乾球温度なので、50%ラインまで移動したわけです。


出典 : 原口秀昭著〔環境工学入門〕

出典 : 原口秀昭著〔環境工学入門〕