温熱6要素

温熱6要素とは、人が感じる快・不快を表す物理量を6つに整理したもので、温度、湿度、気流、放射熱、代謝量、着衣料のことです。
気流があると蒸発や対流も促進され、体感温度は下がります。
(対流:空気の流れとともに熱も流れる現象)
人体は、床・壁・天井などの面から熱放射も受けています。
太陽の熱が真空の宇宙空間でも伝わるのは、熱放射があるからです。
人体が発する代謝熱や着衣料も、温熱感に影響します。

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕