温度と相対湿度の関係

空気の温度、湿度などの関係を表すブラフを「湿り空気線図」といいます。
それ以上水蒸気を含めない飽和状態の空気は相対湿度100%で、飽和水蒸気曲線として表されます。空気の温度が上がると飽和水蒸気量は大きくなり、空気の温度が下ると飽和水蒸気量は小さくなります。
暖かい空気は大きな容器であり、冷たい空気は小さな容器であると考えてもOKです。 空気に含まれる水の量が一定の場合、大きな容器に入れれば割合としては小さくなり、小さな容器に入れれば割合としては大きくなります。 それを相対湿度と言います。

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕

出典:原口秀昭著〔環境工学入門〕