ガーデニングに保水ブロックを

暑い日が続きますね。
あなたは照り返しが強くてお困りではありませんか。
たとえばテラスのタイルがやけどするほど熱くなっているとか、玄関脇のガレージが異常に熱くて通るだけで嫌な思いをするとか・・・

もしいつか、ガーデニングの機会があったら、デザインだけでなく暑くならない材料をつかってみるのも手ですよ。
ちょっと心の隅においてもらうと嬉しいです。
たとえば、テラスやガレージの床に保水ブロックを敷くのは簡単ですし、夏を涼しくするのにとても役に立ちます。

保水ブロック
この保水ブロックはわざわざ打ち水をしなくても、いちど雨が降れば4日間にわたって気化熱によって自己冷却するすぐれものです。
あまりカラカラの天気がつづくようでしたら、たまに打ち水してやるのも良いでしょう。打ち水するのも楽です。
タイルやコンクリートは水が染み込まないので一気に打ち水をすると表面がベチョベチョになってしましますし、巻き過ぎると下水に流れてムダになりますが、保水ブロックは水を吸い込むので一気に水撒きできます。

涼しさ回復プロジェクト

保水ブロックが水を含んでいるうちは表面温度が超高温にならないので、近くの植物が熱枯れするのを和らげますし、熱によるエアコンの効率ダウンもマシになります。
もっともエアコン室外機にはミストシャワーを少量吹き付けてやるのがベストです。

エアコンにミストシャワー
エアコンは室外機付近の気温が低いほど効率よく冷やします。

出典:実使用を考慮したエアコンの COP 変動特性 論文 0442015 小濱 美奈子

出典:実使用を考慮したエアコンの COP 変動特性 論文0442015 小濱 美奈子


同じ600Wの電力をつかった場合、外気が35℃だと処理できる熱量は2600Wですが、外気が30℃だと3300Wとなり、27%も効率が上がります。