気になる設計監理料はいくら?

設計料がいどれくらいかかるか?は気になるところですね。
正式には「設計監理料」といいます。
設計とは「あなたのご希望をいちど全て受け入れて、ご希望の本質を分析したうえでベストな費用対効果にて夢を実現することです」・・・ああ〜難しいことを言ってしまった・・・
監理とは手抜きしないように見張るだけでなく、なぜこのように設計したのか、建築主の価値観も添えて現場監督に説明することです。
両方セットでこそ生きてくるわけですから「設計監理」とよびます。

前置きはこれくらいにして、設計監理料はどれくらいかかるでしょうか?
でもそのまえに、設計と監理についてもう少しだけ説明させてください。
【設計】にはさらに4つに分かれています。

1 総合 :あなたの希望をいちど全て受け入れて、ご希望の本質を分析したうえで
    ベストな費用対効果にて夢を実現する
2 構造 : 巨大地震でもあなたの命を守り、建物の損傷が少ない計画・計算する
3 設備 : 電線の太さや給排水パイプの太さなどはもちろん、メンテナンスのこと
    も考えて設計する
4 物理 : 遮熱・断熱・蓄熱・放射・対流・熱交換換気・風通しなど、光熱費を
     気にせず快適で優雅にすごせる設計をする

 

4 はたいへん重要な分野ですが、残念ながら日本はこれに関しては後進国です。
  特に「光熱費を気にせず快適で優雅にすごせる空間」を創れるひとはいません。


【監理】には次のような仕事があります。

5 しっかりした仕事を安くしてくれる建築会社(物づくり集団)を発掘する
                   特殊技能がないとできない ↑
6 あなたに成り代わって工事費を値切る。
いやらしい値切り方をすると結局損をする。やる気を出させる値切り方がある
                   これも特殊技能が必要 ↑
7 その建築会社の経営状態を調査する
8 万一建築会社が倒産してもあなたの損失が最小限ですむ支払い条件にて工事契約
9 なぜこのように設計したのか、クライアントの気持ちを現場監督によく説明する
10 手抜きさせないのは勿論、間違いを事前に防止するよう先手を打つ

 

いかがでしたか? 図面を描くこと以外にたくさんの業務があるのです。むしろ図面以外の業務のほうが多いかもしれません。

もっとも大切なことは、建築会社にやる気を出させることです。
このように言うと、「高額商品を発注する側が、なぜ気を遣う必要があるのだ?」と
ご不満かもしれませんが、それは違います。
確かに高額ではありますが、問題は額の大きさではありません。
もしあなたが、1億円のものを1億1000万円で発注するつもりなら大名扱いしてもらえます。でも、1億円のものを9000万円で発注するときは建築会社に感謝すべきです。
私は後者なので、いつも工務店に感謝しています。

だからといって甘い監理をすることは一切ありません。工務店からは「厳しい!」と恐れられています。
しかし私は嫌われていません。なぜなら厳しくチェックすると同時に、工事にムダが生じないように常に配慮しているからです。
建築工事は人件費の塊であり、段取りひとつで仕事効率が1割も2割も変わります。
1億円のものを9000万円で受注させても、工事がスイスイ進めば工期も短く経費も少なくて済み、結局利益が出るのです。
そして「よく頑張ってくれました! 感謝しています」と心より伝えれば、ものづくり人間は生き甲斐を感じてくれます。
それこそWin-Winですよね。お互いにハッピーです。

ただしこれが通用するのは建築会社のトップが物づくり人間である場合に限られます。
お金に執着が強すぎる人間が社長をしている場合はぜんぜん通用しません。
彼らはお金がすべてですから。
つまり、建築会社選びがすべてといっても過言ではありません。

ふつうの設計事務所は12310しかしないところがほとんどです。
Mac建築デザイン研究所は、早くから4の重要性に着目し、日本建築物理総研の発足メンバーとして研究を重ね、ついに「光熱費を気にせず快適で優雅にすごせる空間」を創れるようになりました。
また、5678はMac安田が30年かかってあみだした特殊技能です。この特殊技能は、それこそ一夜にしてならず。理論と人間研究と愛情がみごとなハーモニーを奏でたとき初めて成立する秘術であります。
そして、忘れてはならないのが5です。熟練した現場監督であっても完成した図面を見ただけでは、重要ポイントや優先順位はわかりません。ですから補足説明は大切です。

と、いうことで、やっと設計監理料をお知らせする事ができます。

建築工事費 フルオーダー住宅
   設計管理費
収益型二世帯住宅
   設計管理費
個性派賃貸マンション
    設計管理費
医院建築・旅館
  設計管理費
4000万円まで     700万円     500万円
5000万円     800万円     600万円
6000万円     900万円     700万円
7000万円    1000万円     800万円     700万円   900万円
8000万円    1100万円     900万円     800万円   1000万円
9000万円    1200万円    1000万円     900万円   1100万円
1億円    1300万円    1100万円    1000万円   1200万円
1億5000万円    1700万円    1400万円   1600万円
2億円    2100万円    1800万円   2000万円
2億5000万    2500万円    2100万円   2400万円
3億円    2900万円    2400万円   2700万円
3億5000万円    3300万円    2700万円   3000万円
4億円    3000万円   3300万円
4億5000万円    3300万円   3600万円
5億円    3600万円   3900万円


1.早 割 → 設計開始の3か月前までに設計契約を頂きますと8%割引いたします
2.家族割 → ご家族のご意見をできるだけまとめていただけますと7%割引します
3.平日割 → 打合せ日を月曜日~金曜日の10:00~18:00にしていただけますと
        5%割引いたします。

※ 住宅は3つの割引を使うことができます。つまり、最大20%の割引ができます。
※ 賃貸マンションは早割と平日割が適用できます。(合計13%)
※ 医院建築と旅館も早割と平日割が適用できます。(合計13%)

その他
地盤調査費用、建築確認検査機構に支払う手数料、TV電波障害調査費用などは設計監理費に含まれていません。いくらかかるかは、個別にお知らせいたします。

最終更新日: | 投稿者:, G+

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